教育方針・沿革
建学の精神
本校は、創立者の「実業界の有用な人物の育成は、社会発展の基礎である」との信念を実践するために設立されました。
本校の創立者は、富士銀行(現株式会社みずほフィナンシャルグループ)・安田生命保険(現明治安田生命保険相互会社)・安田火災海上保険(現株式会社損害保険ジャパン)・安田信託銀行(現みずほ信託銀行株式会社)などの諸会社を起こした実業家の偉人安田善次郎です。
教育目標
本校では、創立者安田善次郎を理想の人間像として捉え教育を行っています。すなわち、創立者の人格並びに教えに基づいて、「誠実・明朗・奉仕」の校訓を定め、そのもとに校風の樹立を図り、更にそれを進化発展させたいと願っています。具体的には高い知性、優れた徳性、強い意志とたくましい身体を培い、どんな社会分野においても十分適応できる自主自律で行動力のある人物、あわせて創造力に富み実務的能力に優れた人物の育成をめざして教育を行っています。
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勉学に打ち込む生活習慣を身につけさせ、基礎・基本を重視した集中と繰り返しの学習態度の確立
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健康な身体の育成と安全教育の徹底
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温かい人間関係を育てるための基本的生活習慣の確立
安田学園では、自ら考え学ぶ力を伸ばす授業と、課題を追究する教科外学習により、創造的学力を形成する「自学創造」の教育を実践しています。また、その力を社会に活かすため、思いやり・倫理観・道徳観を兼ね備えた人間力も育てます。
このような創造的学力と人間力を統合することで、与えられた問題を解決する力だけでなく、自ら問題を発見し創造的に考え、多くの人々と協力して解決していける人材の育成をめざしています。
沿革
百年の伝統と個性重視の教育で生徒一人ひとりの成長を見守ります
大正12年 |
●東京保善商業学校設立(設立者 東京植民貿易語学校) |
昭和4年 |
●保善商工教育財団設立 |
昭和23年 |
●新制高等学校発足、安田学園高等学校となる |
昭和29年 |
●校名を安田商業高等学校・安田工業高等学校・安田中学校とする |
昭和38年 |
●創立40周年 南新館完成『安田学園40年史』刊行 |
昭和40年 |
●高等学校普通科を設置 |
昭和46年 |
●コンピューターを導入し、情報処理科・情報技術科を設置、高校7学科となる |
昭和49年 |
●創立50周年 新北館完成『学園50年のあゆみ』刊行 |
昭和58年 |
●創立60周年 校舎全面改築にかかる。『安田学園60年史』刊行 |
昭和61年 |
●新本館竣工 新校舎で授業を開始 |
昭和62年 |
●新講堂・兼体育館竣工 オールウェザーの校庭完成 |
平成3年 |
●普通科に「特別進学コース」を設置 |
平成5年 |
●創立70周年『安田学園70年誌』刊行 |
平成11年 |
●新北館竣工 |
平成15年 |
●創立80周年『安田学園80年物語』刊行 |
平成17年 |
●「バリューフィールド」構想を掲げ、6ヵ年一貫新体制をスタート |
平成18年 |
●普通科に「進学選抜コース」を設置 |
平成21年 |
●学校法人「安田学園教育会」に改称 |
平成24年 |
●武道場完成 |
平成25年 |
●一貫部「先進」・「総合」のコース制導入 |
平成26年 |
●中学 / 高校共に男女共学化 |
令和5年 |
●創立100周年『安田学園百年史』刊行 |
令和6年 |
●高校普通科「進学コース」の募集停止 |